一般歯科

虫歯について

身近でありながら、恐ろしい病気
身近でありながら、恐ろしい病気

虫歯によって一度溶けてしまった歯、治療によって削ってしまった歯は、完全に元通りになることはありません。また、重度にまで進行すると最終的には脱落に至る、身近でありながら恐ろしい病気です。

定期健診で早期発見を。治療の痛みを抑えられる大切な要素です
定期健診で早期発見を。治療の痛みを抑えられる大切な要素です

虫歯を早期に発見することで、より少ないご負担で治療を受けていただけます。
削る量が少ないほど、削るときの痛みの少なさ、治療期間の短さ、治療回数の少なさ、そして費用の抑制につながります。
定期健診では、患者様がご自身で気づけないほど初期の虫歯を発見することができます。また、予防処置を受けることで、虫歯・歯周病のリスクも抑えられます。
数カ月に一度の定期健診で、通院を要する治療の発生率を下げることが可能です。すべての方に、自信を持っておすすめします。

麻酔テクニックに自信あり

虫歯治療では、強い痛みが予想される場合、麻酔を使用します。しかしこの麻酔の際にも、チクッという痛みは伴います。
当院では、むやみやたらと打つのではなく、適切な本数のみで十分な効果を発揮できる、テクニカルな麻酔処置をいたします。

歯周病について

歯を失う一番の原因

歯周ポケットにプラーク(歯垢)が溜まり、プラークに含まれる歯周病菌に感染することで起こるのが歯周病です。
進行すると、歯の土台となる歯槽骨が溶け、ぐらつきが生じ、最終的には脱落に至ります。
現在、歯を失う原因としてもっとも多いのが、虫歯でも事故でもなく、歯周病です。虫歯とともに、この歯周病も、初期段階ではほとんど自覚症状がありません。予防と早期発見・早期治療が大切になります。

全身の健康への影響

歯周病に感染すると、糖尿病、心疾患、骨粗しょう症の発症・悪化のリスクが高まるといわれています。なかでも深い関係を持つとされているのが糖尿病です。生活の質を大きく落とす病気ですので、発症・悪化はなんとしても避けるべきです。
また、妊娠中の歯周病が、早産・流産のリスクを高めるということもわかっています。
歯周病は、虫歯と比べてより早い段階で、より大きく全身の健康に悪影響を及ぼす病気といえます。歯周病の予防は、全身の健康を守ることにつながるのです。

予防治療

「痛みのない予防」で、「痛みを伴う治療」を避けられる

「痛みのない予防」で、「痛みを伴う治療」を避けられる

予防治療では、虫歯・歯周病を中心としたお口の病気の予防のための処置を行います。
当院では、「PMTC」「TBI(歯磨き指導)」「定期健診」などを行っております。このような、「痛みのない予防」を実践しておくことで、「痛みを伴う治療」を回避できる可能性を高められます。

年齢とともに歯が少なくなることを“仕方ない”と片づけない

「歯や歯ぐきが痛み出してから歯医者に行く」という考えが残る日本に対し、予防治療先進国であるスウェーデンなどでは、「予防のために歯医者に通う」という考えが主流です。
その考えは結果に顕著に現れています。80歳以上の方の平均残存歯数を比較すると、スウェーデンが20本以上である一方で、日本では8本に留まります。
しかし、現在我が国のどの地域にも歯科医院があること、歯科診療のレベルが高いことなど、環境面を考えれば、この差は十分に埋められるはずなのです。
「予防のために歯医者に通う」という考えに切り替えることで、年齢とともに歯がなくなることは、“仕方ないこと”ではなくなります。
一生の健康を守ることにつながる予防治療を、当院で始めてみませんか?

気持ちよく通っていただくために

待合室、診療室などを清潔に保つことはもちろん、真心を込めた接遇で、患者様に信頼していただけるよう努めております。
お口の健康にまつわるさまざまな疑問、診療内容でわからないところがあるときには、院長、スタッフにお気軽にお尋ねください。
「居心地のよい空間」でお過ごしいただけるよう、これからも精一杯努力してまいります。

当院の予防治療メニュー

PMTC

「Professional Mechanical Tooth Cleaning(プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング)」、つまり、歯科医・歯科衛生士による特別な器具を用いた歯面清掃です。
セルフケアでは落としきれないバイオフィルムなどの汚れを徹底的に除去します。

TBI

「Tooth Brushing Instruction」とは、歯科医・歯科衛生士による歯磨き指導です。
磨き残しの少ない歯磨きを修得することで、お口の中を常に清潔な状態に保ち、虫歯・歯周病リスクを下げることができます。
現状を確認した上で、お一人おひとりに合った歯ブラシの選び方・磨き方を指導させていただきます。

定期健診

虫歯も歯周病も、初期の段階ではほとんど自覚症状がありません。
そういった無症状の虫歯・歯周病を早期に発見・治療するのが定期健診です。虫歯・歯周病を早期に発見し、速やかに治療に移行することで、痛みの少ない、通院期間の短い、通院回数の少ない治療が可能になります。
患者様のお口の状態によって異なりますが、おおむね3カ月に1回の定期健診をおすすめしております。

マウスガードの作製
マウスガードの作製

スポーツなどで日常的に強く食いしばる方は、歯のすり減りが進みやすく、顎の骨も大きな負担を受けます。これが、虫歯や歯周病、知覚過敏などのリスクを高めてしまうことがあります。
当院では、型取りを行うオーダーメイドのスポーツ用のマウスガードを作製しております。お気軽にお問合せください。

  • オーダーメイドなので、装着感に優れる
  • 運動中の歯のすり減り、顎の骨のダメージを軽減
  • 衝撃を受けた際の、歯・顎の保護、脳震盪の予防
  • 集中力アップ、パフォーマンス向上

定期健診の重要性

虫歯や歯周病に対する処置を終えて健康を取り戻しても、本当の意味で「治療の終了」にはなりません。
健康なお口を維持しながら、虫歯・歯周病になりにくいお口をつくっていくことも、治療の一部です。そのために定期健診があります。
定期健診では、歯の溶け出しや歯ぐきの炎症が起きていないか、プラークが溜まっていないか、日々のセルフケアがきちんとできているかをチェックします。また、口腔の乾燥、粘膜の異常、噛み合わせの異常なども確認いたします。

歯周病治療の後、詰め物・被せ物装着後の定期健診

当院では、一般的な定期健診に加え、歯周病治療の後、詰め物・被せ物装着後の定期健診も行っております。時期は、治療から2週間後、1カ月後、3カ月後、6カ月後です。
治りにくい歯周病が再発していないか、取り付けた詰め物・被せ物に異常がないか、詳しくチェックします。

訪問診療

訪問診療

寝たきりの方、お身体の不自由などで通院が難しい方を対象に、訪問診療を実施しております。
院長、衛生士が患者様のお住まい(自宅・入居施設など)にお伺いし、虫歯・歯周病治療、口腔ケア、入れ歯治療などを行います。
訪問先は、当院から直線で16km以内と定められています。交通費などは発生いたしませんので、お気軽にお問合せください。