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1歳半頃のこどもの歯と食事

1歳6ヶ月頃になると、上下の前歯12本と奥歯4本の乳歯が萌えてきます。
また、保健所の1歳6ヶ月検診を受けてください。
現在何本歯が萌えてきているのか、ムシ歯や汚れはないか、噛み合わせなど、お口の中の状態をチェックします。

 

この頃になると気をつけていきたいのは、「おっぱいムシ歯」や「哺乳瓶ムシ歯」と呼ばれる、主に上の前歯にできるムシ歯です。
寝かしつけながら授乳することが原因となってムシ歯ができてしまうのです。
これらを防ぐためには、1歳を過ぎた頃から徐々に寝かしつけのときの授乳時間を短くしたり、哺乳瓶の中身をミルクやジュースではなくお茶や白湯にしたりしてみましょう。

 

寝かしつけの時だけでなく、ジュースやお菓子、清涼飲料数や乳酸菌飲料の摂取には気を遣ってあげてください。
喉が渇いたらなるべく水かお茶にしましょう。
また、甘いものをほしがるようなら、お菓子ではなく果物を与えてあげてください。
おやつがわりに昆布や小魚などを与えて、噛む力を育てるのも良いかもしれません。

 

この頃からムシ歯予防をしておくことで、将来健康的な歯を守ることができる可能性も高まります。
お菓子やジュースを欲しがったらついついあげたくなってしまいますが、お子さんをムシ歯にさせないように家族みんなで気を遣っていきたいものですね。

医療法人岩見歯科クリニック