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永久歯への萌え変わり

4〜5歳頃になると、顎が成長してくるとともに歯と歯の間が広がってきます。
これにより、永久歯がスムーズに萌えるためのスペースができます。

歯と歯の間に隙間ができるため、
食べたものが歯に詰まってしまい不快感を示すことがありますので、

そのときは歯ブラシやフロスで取り除いてあげてください。

近年では、食生活の変化により歯応えのあるものを摂る機会が少なくなり、
顎の成長が止まってしまうために顔の大きさが小さい方が多いようです。

しかし栄養自体は十分摂れているために歯のサイズが大きくなるため、
小さい顎とのミスマッチが生じて、歯と歯が重なって萌えることもあります。

また、乳歯が重度の虫歯になって抜けてしまうと、
永久歯が前にズレた位置に萌えてしまうこともあります。

このように、この頃の食生活や歯磨きが歯並びに大きく影響します。
永久歯の歯並びが良くなく結果的に矯正をして整えるというケースも増えています。

定期的な検診により、歯磨きや感触指導、フッ素やレーザー治療で歯の状態をこまめにチェックしていきましょう。
医療法人岩見歯科クリニック