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痛くなる前に始めよう!治療と予防の大きな違い
「歯が痛いから歯医者に行こう」
多くの方がこうしたきっかけで来院されます。
もちろん治療は大切ですが、実は痛みが出てから”では手遅れになることが少なくありません。
虫歯は進行すると削って詰め物や被せ物で補うことになります。
しかし、一度削った歯はどんなにきれいに治しても元の自然な歯には戻らないのです。
また歯周病は歯ぐきや骨が失われる病気で、進行すると完全に元通りにすることは難しくなります。
つまり治療とは「壊れてしまった部分を直すこと」に過ぎません。
そこで必要になるのが予防歯科です。
虫歯や歯周病を防ぐために、歯科医院で行う定期検診やクリーニング、フッ素塗布などは代表的な予防ケアです。
予防を習慣にすると、こんなメリットがあります。
・痛みが出る前に異常を発見できる
・削ったり抜いたりする治療を避けられる
・医療費や通院の負担を減らせる
自分の歯で食事を楽しめる時間が長くなる、まさに、「歯の健康貯金」といえる習慣です。
北欧の国々では「悪くなる前に通う」ことが常識で、多くの人が高齢になっても自分の歯を保っています。
日本でも少しずつ広がっていますが、まだまだ「痛くなってから歯医者に行く」という方が多いのが現状です。
毎日の歯みがきやデンタルフロスに加え、3〜6か月ごとの定期検診を受けることが、将来の歯を守る近道です。
大切な歯を守る一番の方法は、痛みが出る前に予防を始めることです。
小さな一歩の積み重ねが、10年後・20年後の健康な笑顔につながります。
「まだ大丈夫」と思う今こそ、定期検診を受けてみませんか?
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